こんにちは。このブログを読んでいる友人に、「まわりくどいヒロシみたいなブログ」と言われたとです。
どうもイシカワです。
今回のブログは長いです。前置きが。
突然ですが、人が何かを好きになる その仕組みや明確な理由を理解したら俺金持ちじゃね?と思いませんか。
一度は皆考えますよね。
「誰だって金さゲンナマCASH CASH」
このブログを姪っ子や甥っ子が読んでいる可能性もあるので、発言には気をつけたいところです。(何度か「お仕事は何をしているの?」と聞かれたことがあり、その都度「ほぼフリーター」と答えています)
この世に生を受けて半世紀に近くなってきました。しかも自分で商売をしていると色々と考えることがあります。
売れる仕組み とか バズるナントカ とか。
最近は、どういうものを作るかよりも心理学を勉強すべきだったのかな とふと感じることがあります。
人はどんなものが好きなんだろう。
考えすぎると沼なのでしょう。
それよりも「お前が良いと思うものを、楽しいと思うものを作れ」
マジかよ。
世の中はシンプルに複雑です。
自分が好きなもの を考えた時に、たとえば好きなものを10個挙げてみて と言われた時に何を出すか。
簡単なようで難しいです。聞かれたタイミングにもよると思います。
例えば、好きな曲10曲とか。あなたを構成する曲10曲とか?
選ぶのが難しい。
ポンサを作っている時、最近だとヴェークを作っている時、こういうことをよく考えています。
作りたいもの → 世の中の動向 → 自分が好きなもの → みんなが好きなもの ループ。
作りたいものは、個人的な問題解決が主題だったりします。
「私が」「散歩をするときに」「○○ができる」「ギアを作る」
”こうなったら良いのにな” みたいな願望を問題にして、それを解決するのが動機なことが多いです。
自分が好きなもの
趣味嗜好になりますでしょうか。
こんなことを言ってしまうと誤解を生んでしまうと思うのですが、ヴェークは趣味嗜好と仮説の塊です(言い切り)。
なのでヴェークを製作するときは自分が好きなものについて色々考えています。
「自分な好きなもの」ってなんなだろ
色々考えて、一言で表すとすると、
「ヘンテコ」が好きです。
ヘンテコは、奇妙でおかしいさま。そのようなものや人。へんちき。
凄いヘンテコ博士みたいなのがいるとして、ヘンテコ偏愛家みたいな。
そんな方がいらっしゃったら「お前のヘンテコはヘンテコではない。」 と断言されるレベルのヘンテコかもしれません。
ただ、色々反芻というか、客観視みたいなのをしているとヘンテコな感じが好きなのかな と思う のです。
いや、違うな。すいません。言い換えます。
「ヘンテコなポップ」が好きです。
ポップの定義は難しいので、ここでポップについて田中宗一郎の一言を(快復を祈っております)。
『何度でも言おう。ポップの役割は果てしなく広がる無知と無関心の地平に語りかけることだ。まったく言葉の通じない他者に語りかけようとする意志だ。』
私はこの一言をよく思い返しています。
この一言は、さもすれば悪魔の囁きなのかもしれません。
ただ、「ポップとは」ではなく「ポップの役割」としているところが天使のざわめき、悪魔の囁きとしているところなのかもしれません。
ヘンテコなポップで思い出すのは、CHICAGO BASSです。
皆さんご存知でしょうか。
シカゴのベースミュージックではなくバンドの です。
私は高校生の頃からこのバンドがとても好きで。2TRIBUTE1RISINGのCDも持っています(ドヤ)。
1st ALBUMの「BLOW! LIELOW! LOW-BLOW!」を初めて聴いた時の衝撃と言ったら。
もしかしたらヴェルヴェッツのトリビュート「Rabid Chords 002: VU Tribute」にも参加しているので聴いたことがある方もいらっしゃると思います。
サブスクには多分無いので当時の動画を。
めっちゃ良いので。
その他に「ヘンテコなポップ」といえば
ディスメン と Q and Not U です。
ディスメンもQ and Not Uも超好き。
なんとなく私の言う「ヘンテコなポップ」像がご理解いただけたでしょうか。
あくまで個人的な感覚なので、皆さんそれぞれの「ヘンテコなポップ」をいつかどこかのタイミングでお教えいただけたら嬉しいです。
ヴェークはそういうことを形にしたい と思って作っています。
そんなヴェークの新アイテムが「Up dated 000. veːk°」にて発売されます。(前置きが長い)

商品の詳細をお伝えする場なのかもしれませんが、それは今度にしてみます。
また書きます。
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